小学教科書検定 「“ゲット”って何?」気になる検定意見(産経新聞)

 教科書検定審議会が申請本に付けた膨大な検定意見の中で、気になるものを拾ってみると…。

 6年社会上では、日韓併合後に「日本語で教育される朝鮮の子どもたち」とされた写真に「『子どもたち』とするのは不正確」との意見が付いた(東京書籍)。実際には農村の国語講習会で、大人も含まれていた。同じ写真が平成15年度検定ではパスしていた。

 1、2年の生活では、章のとびらにカマキリをふざけて顔に乗せた男の子の写真が使われたが、「安全について必要な配慮を欠いている」と指摘。女の子がつららを目にかざす写真に変更された。

 4年の理科では、昆虫写真家の今森光彦氏をインタビュー入りで2ページを使って紹介。身近な自然に関心を持つことの大切さを伝えたが、「特定の写真家の宣伝になるおそれがある」とされ、ほとんど削除された。

 4年の国語では、「チョコレート工場の秘密」を紹介する読書案内で、「びんぼうなチャーリーが(中略)工場への招待状をゲット」と説明。これに「理解しがたい表現」と意見が付いた。「ゲット」は小学生が好きな「ポケモン」ではよく使われる表現だが、教科書では認められないようだ。

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